千葉県野田市の同市民会館(旧茂木佐邸)で6日に始まった羽生善治名人(39)と挑戦者・三浦弘行八段(36)の第68期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第3局は午後6時半、羽生が38手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各9時間のうち、消費は三浦3時間29分、羽生4時間40分。7日午前9時、再開する。
羽生の2連勝で迎えた本局の戦型は、またしても横歩取り。だが、羽生が8四へ飛車を引き、8五飛型の第1、2局よりも穏やかな展開になった。
三浦が8六飛(29手目)と飛車交換を迫ると、羽生は8五歩と打って拒否。三浦は飛車を5六へ移した。
三浦が3三角成(35手目)として、前例のない局面へ。羽生の3三同銀に対し、三浦は3五歩と突いて飛車の横利きを通した。
解説の鈴木大介八段は「三浦八段が積極的な姿勢を見せました。今後は羽生名人が動いていくでしょう」と語った。【山村英樹】
【関連ニュース】
将棋:久保王将「楽しみながら努力」 就位式に300人 将棋:羽生3連覇か、三浦初奪取か…8日から名人戦第1局 将棋:3度目の横歩取り 名人戦第3局 将棋:鋭い攻め 羽生が連勝 名人戦第2局 将棋:双方強気、最終盤の局面に 名人戦第2局 ・
宮古島で震度3(時事通信)・
アカヤシオ ピンクの大波…三重・御在所岳(毎日新聞)・
参院選 与党、厳しい過半数 民主、候補者100人超に(産経新聞)・
医療・介護連携テーマに6月にセミナー(医療介護CBニュース)・
宮崎の口蹄疫で殺処分の家畜、国が全額補償(読売新聞)